前回(第4回)は、ユーザーコミュニティとの協創、イノベーターとの対話、そして地域発の草の根活動という3つの柱を中心に、顧客との対話を促進する場づくりについて解説しました。各地域で活発な活動を展開するユーザーコミュニティ、革新的な製品開発に挑戦する企業のリーダーたち、そして地域に根ざした継続的な学びの場。これらの活動は、いずれもユーザー主導で発展し、私たちベンダーはその活動を支援する立場として関わってきました。
第5回となる今回は、このように育まれてきた関係性をさらに発展させ、より深い価値共創へと昇華させていくアプローチについて、実践的な視点からお話ししていきたいと思います。
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