top of page
検索

第36回 【続編・深掘り分析】AutodeskはなぜPTC買収という大博打に打って出るのか? AECの巨人を動かす内外の圧力とは

  • ito4001
  • 8月8日
  • 読了時間: 2分
ree


なぜ今、Autodeskは動くのか?


先日公開した記事「AutodeskによるPTC買収検討〜製造業DXの未来を変える戦略的大転換か」には、業界内外から多くの反響をいただきました。この歴史的かもしれないM&A観測について、多くの方がその巨大なインパクトと未来への影響に注目していることの表れでしょう。


第35回の記事では、この買収が実現した場合の戦略的価値や業界への波及効果をマクロな視点で分析しました。しかし、多くの読者から寄せられた最も根源的な問いは、「なぜAutodeskは、今このタイミングで、これほど巨大なリスクを伴うチャレンジに打って出ようとしているのか?」というものでした。


今回の記事では、この問いに答えるべく、さらに一歩踏み込み、Autodeskをこの決断へと突き動かしている内部の事情と外部からの強烈な圧力という、二つの側面から深掘り分析をお届けします。


Autodeskの現状:AECの巨人が抱える静かなるジレンマ


Autodeskという企業を理解する上で、まず押さえておくべきは、同社が建築・エンジニアリング・建設(AEC)業界の絶対的な巨人であるという事実です 。AutoCADやRevitといった製品は、建築・土木の世界では業界標準そのものであり、長年にわたり安定した収益の柱であり続けてきました 。2025年度の業績を見ても、AEC事業の売上成長率が15%であるのに対し、製造業事業は10%と、その勢いの差は明らかです 。


一方で、製造業向けのInventorやFusionといった製品も展開してはいますが、AEC分野での圧倒的な存在感と比べると、その地位は相対的に手薄と言わざるを得ません。これは、社内での立ち位置にも影響し、製造業部門はAEC部門の「傍流」と見なされがちだったのが実情です。


つまり、Autodeskは「AECの巨人」という成功体験の上に安住しているように見えながら、その実、AEC事業への過度な依存という構造的な課題を抱えていたのです。この「一本足打法」ともいえる状態は、企業が長期的な成長を目指す上で、決して健全とは言えません。


続きは、こちら (note)

 
 
 

コメント


  • alt.text.label.Facebook
  • alt.text.label.LinkedIn
  • alt.text.label.Twitter

©2024 BtoBマーケティング研究所。Wix.com で作成されました。

bottom of page