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第39回 「有機砂糖」という名の物語 〜 不純物に価値を与えるマーケティングの力

  • ito4001
  • 8月8日
  • 読了時間: 2分
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「そもそも砂糖って有機物じゃないの?」

そんな素朴な疑問から、この話は始まります。

有機物なのに「有機砂糖」?

砂糖(スクロース)は、炭素・水素・酸素から成る有機化合物。つまり、学術的には砂糖は有機物そのものです。にもかかわらず、「有機砂糖」という商品が堂々とスーパーに並んでいる。


この「有機」は、化学の世界の「organic」ではなく、農業・食品業界における「オーガニック」という意味です。


具体的には:

  • 化学肥料・農薬不使用のサトウキビや甜菜を使用

  • 遺伝子組換えでない原料

  • 化学的な漂白や精製処理を抑えた製造方法


といった条件を満たした砂糖が「有機砂糖」として流通しています。


参考:「有機」を名乗るには有機JAS認証が必要(農林水産省ホームページより)

  • 有機JASは、有機食品(農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として自然界の力で生産された食品)について農林水産大臣が定める国家規格です。
  • 有機食品のJASに適合した生産が行われていることを登録認証機関が検査し、その結果、認証された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。
  • 有機JASマークがない農産物、畜産物、加工食品に、「有機」「オーガニック」などの名称の表示や、これと紛らわしい表示を付すことは法律で禁止されています。

健康の観点では「ほぼ同じ」

とはいえ、有機砂糖も一般の精製砂糖も、主成分は同じスクロース。血糖値の上昇もカロリーも同じです。


「有機だから太らない」などというのは、幻想にすぎません。

よくて微量のミネラルや糖蜜といった不純物が残っているかも、という程度です。


つまり、健康という観点では、有機かどうかに本質的な差はないのです。


それでも、有機砂糖には一定のニーズがあります。なぜでしょうか?


続きは、こちら (note)

 
 
 

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